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キャバクラ嬢になる目的ってな〜に?

当たり前だけど、好待遇には理由があるんだよ

TV番組や雑誌などに月収ン千万の歌舞伎町のキャバ嬢とか出ますよね。それも勤務時間は4時間くらいって…。ハタチそこそこの女の子が稼ぐ金額として、普通に考えてありえない金額じゃないですか?

で、BR@NDネットに載っている求人情報を見てみたら、時給2,500円~とか、3,500円~とか…。まぁ、平均すると浜松のキャバクラでは3,000円ぐらいがスタートラインという感じなんだけど、必ず時給額の末尾には『~』が付いてる。秘密はココだなと思っていろいろ調べてみたら、これがまた何とも複雑な給与システムだという事が判明!

解りやすく言ってしまうと、本人のヤル気と努力がそのまんま結果(給料)につながり大きな差が出る給与システムだから、と言うと、これもありきたりの表現だなぁ…。
そう!感覚的にはキャバ嬢一人ひとりがフリーランス(個人事業主)で、店側は来店してくれたお客様の接待をそれぞれの女の子に発注してると言った方が的確なのかも。

お店にお客を呼び、大きな利益をもたらした女の子には、それに見合う高い報酬が支払われるという完全な実力社会。そしてそこには一般企業のような保証制度は無い。

そこでオジサンは思ったね。「こりゃあ軽い気持ちでキャバ嬢になったところで、そう安々と稼げる仕事じゃねぇな…」と。

というワケで連載初回の今回は、キャバ嬢になろうと思っている女の子向けにオジサンなりのアドバイスをしたいと思います。
(キャバ嬢の給料システムについては次回のブログで詳しくご紹介します)

キャバ嬢の平均的な月収ってどれぐらいなの?

ほぼ全てのキャバ嬢は時給制で、求人広告の時給額の末尾に『~』と付いているのは、指名獲得本数や売上に応じて時給が変動するスライドシステムを導入しているから。つまり給料は毎月変わるので、一般的なアルバイトのように『◯時間勤務×◯◯日=◯◯万円』という計算式は基本的に成り立ちません。お店によって在籍する女の子の人数も違い、出勤する日数や勤務時間のシフト調整でバラツキもあるでしょうから。

僕がこの記事を書くに当たりいろいろ調べてみたキャバ嬢の月収はだいたい次の通りです。
◎20代のキャバ嬢の給料…20万円~50万円(推定)
◎30代前半のキャバ嬢の給料…20万円~35万円(推定)
◎30代後半~40代のキャバ嬢の給料…0万円(推定)

▼年齢に対する日本の平均収入とキャバ嬢の平均収入を比較したもの


30代後半~40代のキャバ嬢の給料…0万円』と書いたのは、その年齢で働くキャバ嬢はいないから。つまり需要が無くなり指名も減り、キャバクラで稼げなくなるということです。まぁ世の男性の多くは若い女の子が好きですからねぇ~。ですので、その年代になるとそれまでキャバクラに勤めていた女性の多くは引退するか、パブやスナックでホステスで勤めるようになるみたいです。でも最近ではキャバクラ業界も多様化が進み、『熟女キャバ』というニッチな店もあるようですが、ここでの詳しい紹介は省かせていただきます(笑)。

キャバ嬢の賞味期限は短い?

ちょっと話が逸れましたが、つまりキャバ嬢として稼げる期間というのは短いという事です。

一般企業であれば30代~40代でも普通に勤められるし、50代で会社の要職に就きバリバリ働くキャリアウーマンも最近ではそう珍しくもありません。

ではキャバ嬢としてはどうだろう?基本的に年齢制限というものは無いし、中には40歳近くてもキャバ嬢として働く人もいるようだけど、そういう女性は本当に稀で、ほとんどの女性は30歳の声を聞く前に辞めるみたいですね。なんせ後から若くてキレイな女の子がどんどん入ってくるんだから。

つまり、この業界で働こうと思ったら「毎月いくら」稼いで「いつまで」に「◯◯◯万円貯める」という明確な計画を持って勤めるくらいの強い意思が必要なんじゃないかなぁ~って思うワケ。そして、そのための努力を惜しまなかった女の子だけが『勝ち組』になれる厳しい業種ってことなんだよねぇ~。

夢があるなら挑戦する価値はある!

けど、なぜそんな厳しい業種を選ぶ子が後を絶たないんだろう…。

一般企業に勤めていれば毎月決まった額の給料がもらえて、半年に一度はボーナスが支給されて、年末年始やお盆休み、GW等の長期連休もある。ぶっちゃけ、社会的信用度もあるから、知り合って恋に落ちた男性と結婚するにもハードルは低い。普通に考えればそっちを就職先に選ぶモンだよなぁ~ってオジサンは考えちゃうけど、敢えてキャバ嬢という職業を選択するのは、やっぱり『叶えたい夢』があるからなんだろうね。

だって、もらえる給料に上限は無いんだから。

まぁ、せっかく稼いだ給料をホストやろくでもない男に貢ぐキャバ嬢も後を絶たないんだけどねぇ~www

もし「キャバ嬢になろう!」と考えているのなら、自分磨きを怠らず、5年先・10年先の自分を思い描いて夢に一歩一歩近づくよう努力してくださることを願います。

★★★次回はキャバ嬢の給料システムについて判りやすくご説明したいと思います。★★★

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