『体入』…「体を入れる？」なんだかイヤラシい響きの言葉ですけど、決してアッチの話じゃありません。『体入』とは業界用語で、『体験入店』のことを略した造語です。何でも略して言うのもオジサン的にはどーかと思うんだけど、ここでソレについて熱く語ると本筋から話が逸れてしまうからヤメますｗ。

このブログを読んでいる読者は、キャバクラやガールズバーのお仕事に興味がある女の子。興味を持ったきっかけはそれぞれ違うと思うけど、共通しているのは高収入に惹かれているという点だろうね。特にキャバクラ嬢の求人広告は高い時給を謳っているから、手っ取り早く稼げるんじゃないかなぁ～って思っている女の子は多いと思う。

でも、これまでもブログで書いてきたけど、そんなに思っているほどラクな仕事じゃないんだよねぇ～。

というワケで、まずは体験入店から

じゃあ、どんなモンか１度お試しで働いてみたら？という制度が『体験入店』です。 女の子からすればお店の雰囲気や、どんな女の子が働いているのか、どんな客層なのかを知ることができるし、お店側からすると女の子の素質や、ヤル気などを確認することができて、双方にメリットがある制度。 「ちょっと興味を持ったからやってみたけど、昼間の仕事とは全然違うからやっぱりアタシにはムリかも～」という女の子も結構いるからね。 その点、体入だと気が楽です。体入だと罰金やノルマも発生しないし、その上、基本は給与全額日払い。 「しがらみが無くてラクチン～♪このまま体入で働いていけばいーんじゃない？」と簡単に思うでしょｗ。

しかし、世の中そんなに甘くはありません。

体入期間の女の子には大きく売り上げに繋がりそうなお客様…通称『太客』（太っている客のコトではない）は付けて貰えないことがほとんどだからです。つまり、体入期間中に大きく売り上げて高額のお給料をゲットする事は出来ないということです。未経験者であればなおさらですね。体入のコはいつ飛ばれる（あっ！これも業界用語ね、連絡もせず出勤しなくなることを『飛ぶ』と言います）かわからないし、問題を起こせば店の信用問題に繋がるため、体入の女の子を太客の接待につかせることは滅多にないのです。体入の女の子は、あくまでも「体験で入店している」女の子。リスクは限られているけど、メリットも限定的という事は覚えておきましょう。

体入で自信をつけたら次のステップへ！

体験入店で「ワタシやっていける！」と自信をつけたら次は本入店です。 本入店すると指名本数や売上げなどの成績で時給が変化します。あなたの頑張りとほんのちょっとの運次第でグングン給料は上がっていきます。ですが、そうしたメリットがある反面、全く指名が取れず最低の成績を出すと体入の時給よりも下がることもあります。 そうしたシビアな業界だというコトを十分念頭に置き、「そのお店が自分に合っているか」「サポート体制は充実しているか」…etc.をしっかり見極める期間として体験勤務することを強くオススメします。