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ヤル気次第でガッツリ稼げるお仕事

前回の記事では「キャバクラ嬢という仕事は稼げるけど、目的意識も無く働くと後々ツラくなるよ~」というコトを書いたんだけど、今回は『キャバクラ嬢という仕事は稼げる』という点について詳しくお話したいと思います。

キャバクラ嬢の時給は、個人によってまた店によって貰える金額が異なります。浜松のキャバクラで働くキャバクラ嬢の平均的な基本時給設定は3,000円~4,000円ぐらいといったトコでしょうか。これだけでも他の業種で働く時給と比べたらかなりの高額ですね。
体験入店では一律で時給が設定されているので、どの女の子でも収入にそれほど大きく差が出る事はないけど、本入店して働きはじめると人気や営業努力、またその他の要素が絡んできて収入に大きな差が出てきます。その要因となるのが、指名バックやドリンクバック、ボトルバック、同伴バックといった様々なインセンティブ(意欲向上や目標達成のための刺激策)。後に詳しく説明しますが、インセンティブの中でも『指名』の有る無しが女の子のギャラを大きく左右するようです。

給料システムの基本パターン

キャバクラが導入している給料システムは大まかに「時給スライド式」「売上バック式」「指名バック式」「固定時給式」の4パターンに分類できます。ほとんどのお店はこれらを「固定時給+売上バック+指名バック」という具合に組み合わせて、女の子の給料を算出しているようです。

◎時給スライド式

指名本数、ポイント、売上などがある水準を超える毎に階段を上がるように時給がスライドするシステムで、ほぼ全てのキャバクラは女の子のモチベーションアップのために導入しています。


◎売上バック式

その名の通り、自分が上げた売上の何%かをバックとしてもらうシステムです。
固定時給+売上バックの組み合わせが一般的ですが、繁華街の有名店で力のあるキャストさんは固定給無しのフルコミッションで、売上の50%をもらっている人もいます。


◎指名バック式

指名1本につき○○円、というシステムです。
単体で使われることは少なく、スライド時給や固定時給と合わせて使われる事が一般的です。


◎固定時給式

成績によって時給が変動しないシステムです。
入店して間もない女の子に指名実績が付くまでの猶予期間として、時給を固定にする場合に適用することがほとんどです。

インセンティブの対象となるオプション

キャバクラ嬢の給料は「自分で稼ぐもの」と理解していないとダメです。お店側は頑張って働いた女の子とWin-Winの関係(双方に得のある良好な関係)を築くよう様々なインセンティブを設けていますが、ヤル気も無く、ただ来店したお客さんに付くだけのコはどんどん時給を下げられます。基本的な構成要素は以下の通りで、お店の考え方や価値観によってインセンティブを使い分けています。

1. 指名

お客様が最初からお目当てのキャストさんを指名する「本指名」と、フリーのお客様が気に入ったキャストさんを指名する「場内指名」があります。本指名の方が給料には大きな影響を与えます。

2. 同伴

お客様と食事などに行ってそのまま一緒に出勤してくることです。キャストさんが稼働すると同時にお客様が付くのと、早い時間帯の集客に貢献してもらえるのでインセンティブを付けているお店が多いです。

3. ボトル

キープボトルやシャンパン、ワインなど、指名の席でボトルが入った場合は席の担当キャストさんにインセンティブが入ります。

4. ドリンク

お客様の席でドリンクをもらった時に、1杯につき100円~500円程度のドリンクバックを付けているお店もあります。

5. 出勤

キャバクラはキャストさんがいないとサービスができないので、月に○日以上出勤という条件で出勤に対してインセンティブを付けているお店もあります。

6. 友人紹介

キャストさんが自分の友達をお店に紹介して入店させることです。スカウト会社や求人媒体はかなりの費用がかかるので、お店も積極的にキャストさんのネットワークから女の子を紹介してもらおうとしています。

給料から引かれる対象となるもの

ここまでは収入につながるインセンティブを挙げましたが、税金など当然控除されるものもあります。ヘアメイク代や送り代、更に罰金…etc、夜の業界はシビアで何かと引かれるものが多いのも事実です。

1. 税金

源泉徴収として総支給額の10%(+復興税0.21%)が引かれます。また、所得に応じて住民税や国民健康保険料が高くなるという事は理解しておきましょう。
※源泉徴収+手数料という名目で給与の総額から15%~20%引かれるお店がありますが、源泉徴収で実際にお店が税務署に納付するのは10%です。納得出来ない場合はお店側とよく話し合い、ご自身で確定申告される事をお勧めします。

2. ヘアメイク代

お店で専属のヘアメイクさんにセットしてもらう場合と、お店が契約しているセットサロンに行く場合がありますが、一定の金額をキャストさんが負担する場合があります。

3. 送り代

キャストさんは営業終了後にお店のドライバーさんに自宅まで送ってもらいます。その送り代を距離によって500円~高いところは3000円くらい徴収しているお店もあります。確かにタクシーで帰るよりは安いですが…。(最近は無料で送ってくれる店も多い)

4. 貸ドレス代

貸ドレスは無料のお店が多いですが、たまに引かれるお店があります。

5. 厚生費

ヘアメイク、送り、ドレスなどひっくるめて「厚生費」として徴収しているお店もあります。

6. 罰金

欠勤、遅刻、ノルマ未達成に対して罰金を取るお店があります。ただしノルマに対する罰金は労働基準法違反で、遅刻や欠勤に対する罰金は、労働基準法の「減給」の制裁に該当しますが金額には制限があります。

7. 日払い

これは課税所得から控除されるわけではありませんが、日払いは給与の前借ですので、給料日には日払いした分を差し引いて支給されます。

このようにキャバクラ業界独自のシステムで女の子の給料が決まっており、その条件もお店ごとに違うので、面接の際には見た目の華やかさに気を取られず、お店側から提示された処遇を十分に確かめ検討した上で勤め先を決めるようにしてくださいね。

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